衣類乾燥機は、洗濯物を乾燥させるための家電製品で、特に梅雨や冬季に大変便利です。家庭用としては、電気式やガス式のモデルが主流で、ドラム式と小型の縦型などのバリエーションがあります。これにより、家庭内で迅速かつ効率的に洗濯物を乾かすことができ、時間と労力を大幅に節約できます。

暮らしを豊かにする家電製品ですが、引越しなどでいざ処分をしようとなると、何かと困ってしまう品物です。中古やネットで買ってしまった家電などは、家電量販店での引き取り処分サービスも利用することが出来ません。一人暮らしともなれば、そう簡単に運び出しも出来ない人も多いのではないでしょうか？そういった場合は、まとめて不用品回収業者へ依頼することも検討しましょう。その際、まずは見積りをしてみて、おおよその金額感がわかったら、スケジュールの合う業者を選びましょう。

衣類乾燥機の寿命は？

衣類乾燥機の寿命は一般的に7年から10年程度とされています。これは使用頻度やメンテナンス状況に依存しますが、特に10年を超えると、故障の頻度が増加し、乾燥性能も低下する可能性があります。買い替えのタイミングとしては、乾燥時間が以前よりも長くかかる、音が大きくなる、異常な振動があるなどの兆候が見られる場合が挙げられます。また、エネルギー効率が向上した新しいモデルに買い替えることで、電気代の節約も期待できます。

衣類乾燥機の処分方法は？

東京都の場合

東京都では、衣類乾燥機は「家電リサイクル法」に基づくリサイクル対象家電に含まれ、粗大ごみとして処分することが出来ません。杉並区の場合、購入した家電量販店もしくは家電リサイクル受付センターへ収集を依頼します。ホームページや電話での申し込みが可能です。

神奈川県の場合

神奈川県でも東京都同様に、「家電リサイクル法」に該当します。横浜市を例に取ると、横浜市で粗大ごみとしての回収はしてもらうことが出来ません。
前述の杉並区同様に、購入した家電量販店に依頼するか、家電リサイクル受付センターへ収集依頼をすることで回収してもらうことが出来ます。

※本記事でまとめている「衣類乾燥機」には下記のものは含まれませんのでご注意ください
衣類乾燥機能付き布団乾燥機・衣類乾燥機能付きハンガー掛けなど衣類乾燥機付き○○となるもの
詳しくは家電リサイクルセンターホームページよりご確認ください。

処分方法まとめ

1.とにかく安く済ませたい

「とにかく安く済ませたい」場合は、時間と労力が掛かることを覚えておきましょう。基本的には、自分で家の外や指定の場所などに運搬する必要があります。
処分方法は、いくつかありますので、まとめて紹介します。

1. 購入した家電量販店に依頼する。
   買い替えの場合は、古い物を回収してもらうことが出来るのはご存じかと思います。
   買い替えでない場合買い替えでない場合も処分を依頼することが出来ます。購入した販売店がわかる場合は、一度連絡してみることをおススメします。
2. 家電リサイクルセンターへ依頼する。
   購入した販売店がわからない場合や、販売店での回収を断られた場合などは、家電リサイクルセンターへ依頼してみましょう。基本的には自分で持ち込みになりますが、申し込みをして「家電リサイクル券」を購入して料金を納めることで、処分してもらうことが出来ます。およそ2,500円ほどで処分してもらうことができます。

2.時間と効率を求めたい

「すぐに処分したい」「〇日までに処分したい」などといった場合は、不用品回収業者に依頼することも検討してみてください。不用品回収業者を利用する場合、迅速な回収と手間の省略が期待できます。特に重い家電や搬出が難しい住宅環境の場合、回収業者に依頼することで、手間を大幅に軽減できます。また、家電リサイクル法に基づく適切な処理が行われるため、環境保護の観点からも安心です。

まとめ

古い衣類乾燥機の処分でお困りの方には、不用品回収業者の利用が便利です。特に大きな家具や家電を含む複数の不用品がある場合、一括して引き取ってもらえる点が魅力です。また、引越しや大掃除の際には、不要品の処分を効率よく行うことができ、時間と労力の節約になります。東京都や神奈川県で衣類乾燥機の廃棄を検討している方は、まずはお近くの不用品回収業者に相談してみてはいかがでしょうか。